アップルiOS 5.1ベータ版にiPad3(アイパッド3)とiPhone5(アイフォン5)の痕跡が?

iPad3(アイパッド3)はThe New iPadだけではなくもう一つある?

アップルはモバイルOSマイナーアップデート版であるiOS 5.1ベータ版を開発者向けに公開した。

開発者はこのベータ版のコードを利用して次世代のApple TVやiPhone(アイフォン)、iPad(アイパッド)など、未発表の製品の新しい識別名を確認することができるという。

iPad3(アイパッド3)は二つ?iPhone5(アイフォン5)は4インチディスプレイ?

開発者はiOS 5.1ベータ版で発見した次世代のApple TVの識別名は”Apple TV 3,1”。

アップルの情報を扱うウェブサイト9To5Macはこのベータ版で次世代のApple TVには”J33”というコードネームが付くのを知ることができると指摘した。

次世代のApple TVはiPad2(アイパッド2)またはiPhone 4S(アイフォン4S)のようにA5プロセッサを搭載し、1,080pの解像度をサポートする可能性が高いという。

iOS 5.1ベータ版では次世代iPadを指す”iPad 3.3(アイパッド 3.3)”、”iPad 2.4(アイパッド2.4)”などの識別名も確認されている。

”iPad 3,3(アイパッド3.3)”と判断される製品は2012年3月16日に発売されたThe New iPadだ。

”iPad 2,4(アイパッド2.4)”と判断される製品は米国のスプリント(Sprint)の携帯ネットワークに対応するバージョンのiPad(アイパッド)と予想される。

また、iOS 5.1ベータ版にはiPhone5(アイフォン5)を指す”iPhone5,1(アイフォン5.1)”という識別名も確認することができる。

アップルのソフトウェアコードは現在、iPhone 4S(アイフォン4S)には”4,1”という識別名をつけたのを知ることができ、”4,1”から”5,1”へ変更された次世代iPhone(アイフォン)は製品のスペック(仕様)が大幅に変わる予定だ。

iPhone5(アイフォン5)はデザインもアップグレードされる可能性が高いという。

iPad3(アイパッド3)は二つ?iPhone5(アイフォン5)は4インチディスプレイ?

iPhone5(アイフォン5)のスペックは大幅に変わる?

iPhone5(アイフォン5)デザインもアップグレード?

製造が開始されたという報道によるとiPhone5(アイフォン5)には4インチディスプレイを採用したというからだ。

ただ、これまでiOSベータ版では新しい識別名で参照されても実際に発売(リリース)されなかったデバイスもあることを考慮しなければならない。

iOS 5.1はバグ(Bug)修正を主目的として発売(リリース)される。

バグのほとんどはアイクラウド(iCloud)アカウントの作成やMobileMe(モバイルミー)からの移行、セキュリティ強化に関連している。

今回のiOS 5.1がバッテリー消費の問題を完全に解消してくれるかどうかは明らかではない。

Appleはこの問題の解決を目的とてiOS 5.0.1バージョンを11月初めに公開したが、また解決されなかったようだ。

11月3日に発表されたiOS 5.0.1バージョンではバッテリー消耗の問題に関するバグの修正が含まれている。

iOS 5.0.1はバッテリー消費の問題以外にもiPad(アイパッド)のジェスチャーサポートが復活した。

また、マルチタスクジェスチャーはすばやく直観的に機器を操作できる優れた機能だ。

そして、iOS 5.0.1ではアイクラウドの書類やデータ同期化を修正し、オーストラリア英語の音声認識機能であるSiriの性能が改善された。

iPhone 4S(アイフォン4S)は2011年10月中旬、日本や米国など7カ国で発売され、発売されて3日ぶりに400万台以上が販売され大ヒットを記録した。