Windows 8タブレットPCも10月リリースされる?
マイクロソフト(MS)の次世代オペレーティングシステム(OS)”Windows 8”のリリース日程が決まった。
今度はMSが直接RTM(Released to Manufacturers)バージョンとフルバージョンのリリーススケジュールを伝えた。
Tami Reller MS最高財務責任者(CFO)は、カナダトロントで開かれたワールドワイドパートナーズ会議に出席し、”Windows 8 RTMバージョンは8月中に発表される”と話した。
フルバージョンは来る10月に発売される。
RTMバージョンはMSが正式バージョンのリリース直前にWindows PCメーカーに提供するOSを意味する。
RTMバージョンに特別な異常がない限り、MSはRTMバージョンをもとに、最終バージョンの生産を準備する。
一言で言えばフルバージョンとほとんど差がない製品だということだ。
MSがハードウェアパートナー企業にWindows 8のRTMバージョンを提供する時期は8月第一週だ。
開発者たちもWindows 8 RTMバージョンのリリースを期待してみる価値がある。
パートナー企業に提供されるWindows 8 RTMバージョンからは商業的な目的でWindows 8アプリを開発することができる。
開発者がWindows 8ストアを介してアプリを売って、収益を出すことができるという意味だ。
バージョンとWindows 8フルバージョンの発売は10月?
現在、MSはWindows 8の開発者プレビューとコンシューマープレビュー、リリースプレビューバージョンを出したが、ストアに登録されたアプリはすべて”アプリプレビュー”の形式で無料で配布している。
Windows 8 RTMバージョンから有料販売が可能になり、Windows 8ストアの生態系が本格的な胎動期を迎えることになる見込みだ。
8月第一週アプリ有料販売を開始する時期から10月のWindows 8正式リリースまでどのぐらいのアプリがアプリストアに登録されるかも関心事だ。
一般ユーザーが購入することができるフルバージョンは10月にリリースされる。
PC用のWindows 8はもちろん、ARMコアベースのタブレットPC用の”Windows 8 RT”が一緒に発売される予定だ。
Windows 8 RTが10月に発売されるということからWindowsハードウェア生態系に新製品が登場する時期も類推してみることができる。
MSのタブレットPC ”サーフェス”シリーズをはじめとするハードウェア製造メーカーが発売するWindows 8タブレットPCも10月リリースされると予想されている。
Tami Reller MS最高財務責任者は”Windows 8は完全なテストを終えたOSだ”とし、”待つことはほとんど終わった”と自身感を表わした。