Unreal Engine3(アンリアル·エンジン3)Windows 8タブレットPCにも使われる?

Windows 8とWindows 8 RTで動作するUnreal Engine3(アンリアル·エンジン3)発売

マイクロソフト(MS)のWindows 8オペレーティング·システム(OS)をベースとするモバイル機器も “Unreal Engine 3″で開発されたゲームを楽しむことができる。

ゲームエンジン開発会社エピック·ゲームズはドイツ·ベルリンで開かれた”ベルリン世界家電マルチメディア博覧会(IFA)2012”で、Windows 8とWindows 8 RTで動作するUnreal Engine 3を初めて披露した。

今回披露されたデモでは、アップルのモバイル機器OS iOSとAdobe Flash Player向けに公開されたことがあるEpic Games(エピック·ゲームズ)の”エピックシタデル”映像が使われた。

ドイツ·ベルリンの現場では、NVIDIAのモバイルプロセッサ”Tegra 3”が装着されたASUSのWindows 8 RTタブレットPC”Vivo Tab”がプラットフォームとして公開された。

Windows 8 RTは2012年10月26日に正式発売を控えたマイクロソフトの新しいオペレーティングシステムだ。

今までWindows OSがx86系チップセットをサポートしていたのとは異なり、Windows 8からNVIDIAとクアルコム、テキサス·インスツルメンツ(TI)などのARMベースのモバイルプロセッサまでサポートするということが特徴だ。

Unreal Engine3(アンリアル·エンジン3)Windows 8タブレットPCに適用される?Unreal Engine3でWindows 8タブレットPCでも3Dゲームが楽しめる?

Unreal Engine 3(アンリアル·エンジン3)Windows RTバージョン発売

Mark Reinエピック·ゲームズ社長は”Windows RTタブレットで実装された”エピックシタデル”デモでわかるように、Unreal Engine 3のWindows RTバージョンはダイレクトX 9の開発パイプラインが完全に実装される”とし、”シェーダとマテリアルがTegra 3モバイルプロセッサでスムーズに実行される”と明らかにした。

エピック·ゲームズがUnreal Engine 3のサポート幅をWindows 8 RTまで広げることにより、Windows 8 RTが搭載されたタブレットPCでも高品質で実装された3Dゲームを楽しむことができると期待される。

エピック·ゲームズはWindows 8のゲーム開発者や開発業者にWindows 8 RT開発コードを提供してゲームエンジンのプラットフォームを多様化する計画だ。

Unreal Engine 3を利用する開発者は、今後、Unreal開発者ネットワークを介してWindows RT開発コードにアクセスすることができる。