GoogleタブレットPC(Tablet PC)はアマゾンKindle Fire(キンドルファイア)のライバル商品?

世界のIT市場で激しく対立しているタブレットPC(Tablet PC)競争にGoogleが参入することが知られ、業界の関心が集まっている。
台湾の半導体メーカーの動向を伝えるデジタルタイムズの報道によると、GoogleのAndroidオペレーティングシステムを搭載した、独自のタブレットPC(Tablet PC)を2012年3~4月ぐらいに正式発表する。

タブレットPC(Tablet PC)市場は競争中?アイパッド2(iPad2) Kindle Fire(キンドルファイア)GoogleタブレットPC(Tablet PC)比較?

デジタイムズは、”GoogleのタブレットPC(Tablet PC)はアイパッド2(iPad2)よりも小さい7インチほどで、価格は約200ドルになるだろう”と報道した。
アップルやサムスンの製品より小さくて軽く、アマゾンのKindle Fire(キンドルファイア)と同様の低価格戦略で消費者を攻略するということだ。
続いて、Googleで生産とマーケティングを担当する関係者の言葉を借りて”Googleの新しいタブレットPC(Tablet PC)はアイパッド2(iPad2)ではなく、似たような大きさのアマゾンKindle Fire(キンドルファイア)のライバル商品として見ている”と伝えた。

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Googleは6カ月以内に最高のクオリティのタブレットPC(Tablet PC)を発売する予定?

GoogleのタブレットPC(Tablet PC)発売のニュースで業界の立場は分かれている。
既に発売されたアイパッド2(iPad2)の人気が消えていないうえに、近いうちに発売される予定のアイパッド3(iPad3)が以前のバージョンよりもはるかに高いスペックを持つことで知られ、市場の先行獲得が困難になるとのこと。
さらに、発売時期がiPhone5(アイフォン5)とかみ合うことも、Googleの新しいタブレットPC(Tablet PC)が越えなければならない山に分析されている。
一方、Googleはこのような報道に公式立場を発表していない中、最近、Googleのエリックシュミット会長がイタリアのマスコミとのインタビューで、”Googleは6カ月以内に最高のクオリティのタブレットPC(Tablet PC)を発売する予定”と明らかにした。
IT業界の巨大企業GoogleがAndroidオペレーティングシステムのソフトウェア市場を越えて、ネクサススマートフォンやタブレットPC(Tablet PC)などのハードウェア市場まで進出することで、アップルとサムスン、アマゾンなどIT企業の競争構図の変化が予想されている。