マイクロソフトはSurface タブレットpc販売代理店がもっと増えると明らかにした中で、新規代理店の一つであるCDWが企業市場を狙った新しいモデルを公開した。
CDWの販売リストを見ると、256GB SSDを搭載した1200ドルのSurface Pro(サーフェスプロ)タブレットpc製品が登録されている。
現在、マイクロソフトは64GBと128GB製品をそれぞれ900ドル、1000ドルで販売している。
CDWで発売された製品はストレージ容量が増えたこと以外、他の製品とほとんど同じだ。
これに対し、マイクロソフトのスポークスマンは米国内でのみ256GB Surface Pro タブレットpcを限定的に販売していると明らかにした。
いくつかのメーカーと認定された流通会社のみ独占販売しているということだ。
マイクロソフトが自社のタブレットpc製品を公開した方法は多少意外だが、製品だけを見ればそれほど驚くことではない。
既に数週間前、日本で同じモデルを発売したからだ。
日本で発売された256GB Surface ProにはOffice 2013が基本でインストールされている。
ここ数か月間、Windows 8 タブレットpcにOfficeを基本に搭載するという噂が続き、実際、最初の8インチWindows タブレットpc Acer Iconia W3にOfficeが基本搭載され、日本市場向けの製品には多くの関心が集められた。
しかし、マイクロソフトは日本バージョンの256GB Surface Proは一般消費者向けで発売された製品で、米国市場向けに発売された製品は学校や企業、他の機関に納品する流通会社と小売業者のみで供給されると説明した。
日本に発売されたこの製品にインストールされたMicrosoft Office 2013 Home and Studentバージョンはどのようなときでも業務用として使うことは不可能だ。
一方、ストレージ容量が増えたSurface Proにも残念なことがある。
それは低消費電力CPU Haswellだ。
256GB Surface Pro タブレットpcにはオリジナル製品と同じインテルIvy Bridge(アイビーブリッジ)core i5-3317U Ultrabook(ウルトラブック)CPUが採用された。
Surface Proのバッテリー使用時間を考えるとやや残念なところだ。 もし、保存容量も大きくてバッテリーの使用時間も長いSurface Pro製品が必要な場合はHaswellを搭載した新製品の発売を期待したほうがいいかもしれない。