Latitude 10(ラティチュード10)
デルWindows 8 ProタブレットPC Latitude 10発売
デルがロンドンで行われた記者会見で、Latitude 10タブレットPCを含め、Windows 8製品を初めて公開した。
Latitude 10はインテルのクローバートレイルプロセッサが入っており、Windows 8 Proバージョンが搭載された。
デスクトップ用オペレーティングシステムWindows 7用のプログラムも実行することができる。
重量は725gで厚さは10.5mmだ。
プロセッサはデュアルコアチップで2GBのRAMが使用された。
グラフィックもインテルで提供し、533MHzで動作する。
Windows 8 ProタブレットPC Latitude 10の液晶は156ppiをサポートするが、他のノートパソコンと同じように1366×768の解像度をサポートする。
Windows 8タブレットPC Latitude 10 性能
今回公開されたLatitude 10はIPSパネルが使用されたプロトタイプだったが、画面の視野角と明るさ、コントラストなど、すごいレベルだった。
サムスンギャラクシーノート10.1に使用されたものと同様のワコムスタイラスがオプションで追加される予定だ。
特異なのはWindows 8タブレットPC Latitude 10のバッテリーが着脱が可能だということだ。
電源が不足しているとき、完全に充電された予備バッテリーで簡単に交換することができる。
ハードディスクはSSD 128GBまでサポートし、フルサイズのSDカードを追加することができる。
ストレージデバイスと接続するUSBポートと充電用のマイクロUSBポートがサポートされ、マイクロHDMI出力と3.5mmヘッドホンジャックも装備された。
背面にはステレオスピーカーとスライディング方式のバッテリー取り外しボタンがある。
タブレットPC Latitude 10の上部にはデュアルマイクと前後カメラが装着されている。
前面カメラは200万画素であり、720pの写真撮影が可能だ。
後方カメラは800万画素の写真を撮影することが可能で、LEDフレッシュも採用されている。
無線LANとBluetooth接続に加えてWWANをサポートする。
しかし、まだ3Gをサポートするか4Gをサポートするかは公開されなかった。
Windows 8 ProタブレットPC Latitude 10 スペック
Windows 8 ProタブレットPC Latitude 10はKensingtonスタイルロックをサポートする。
ハードウェアTPM(Trusted Platform Module)、指紋認識、スマートカードリーダーなどほとんどのセキュリティ機能はオプションで選択できる。
一体型のBluetoothキーボードとケース、ドッキングステーションなど、様々なアクセサリーも使用することができる。
特にドッキングステーションを利用すれば、2つのUSBポートとギガビットLAN、フルサイズのHDMIとオーディオ出力などを追加できる。
デルはドッキングステーションを介してタブレットPCとPCに使用することができると説明した。
バッテリーは60WHr容量の追加バッテリーをメインバッテリーと一緒に使用すると18~19時間程度使用することができる。
しかし、デルはこれを公式数値ではないと説明した。
追加バッテリー実物は公開されていないが、30WHr容量のメインバッテリーより二倍ほど厚いと予想される。
それだけタブレットの背面にも厚くなる可能性がある。
Windows 8 ProタブレットPC Latitude 10の価格はまだ公開されておらず、Windows 8が発表される10月26日前後に発売される予定だと知られている。