レノボWindows 8 Proタブレット公開
レノボ Windows 8 Pro搭載ThinkPadタブレット公開
ニューヨーク近代美術館（MoMA）で開催されたイベントで、PCメーカーレノボ（Lenovo）は、今後発売予定のノートパソコンとThinkPadブランドの新型Windows 8搭載タブレットPCの新情報を詳細に発表した。
今回のイベントはThinkPadブランド誕生20周年を記念して開かれた。
ThinkPadはIBMのPCブランドだったが、2005年レノボが買収した。
フラッグシップモデルであるUltrabook（ウルトラブック）のThinkPad X1 Carbonなど、今回紹介された3つの製品はすべて2012年CESで披露された。
ThinkPad X1 Carbonは14インチUltrabook（ウルトラブック）で基本価格は1399ドル、モバイルブロードバンドモデムを装着したモデルは1499ドルで販売される。
ThinkPad X1 Carbonより1段階アップグレードされた機種は高性能なプロセッサと256GB容量のSSDを搭載し、価格は1849ドルだ。
ThinkPad X1 Carbonは高価な製品にふさわしい新機能も提供されている。
つまり、Lenovoが独自開発した業界トップクラスのキーボードと使いやすいガラスタッチパッド、セキュリティなどの機能を備えたLenovoブランドの独自アプリケーション、インテルのvPro技術などが適用された。
ThinkPad T430uはCES 2012で公開されたシンクパッドシリーズで2012年発売予定だったUltrabook（ウルトラブック）だった。
しかし、実際の発売はThinkPad X1 Carbonと同じ時期で発売されると予想される。
ルックアンドフィールはThinkPadの伝統に従っており、表面仕上げはマットブラックでThinkPad Edgeラインのアイルランドスタイルのキーボードを搭載した。
本体重量は約1814g未満で、厚さは約2cmだ。
インテルの14インチUltrabook（ウルトラブック）規格に該当する。
最初の発売価格は779ドルでThinkPad X1 Carbonよりも安価だ。
ThinkPadタブレット2はUltrabook（ウルトラブック）2機種とは異なり、10.1インチパネルを装着した。
ThinkPadタブレット2に関する情報はこれまでほとんど発表されなかった。
レノボは現在までThinkPadタブレット2にWindows 8が搭載される予定だと明らかにし、”ThinkPadタブレット2多機能タブレットは他の製品と差別化される重要な特徴を持っている。正確にコマンドを入力することができるオプションのデジタイザとペン、Lenovo Mobile Accessの従量制プランによる3 Gワイヤレス、4 Gモデル、さらに進化された指紋認証などのセキュリティ機能、IT管理を容易にする技術、企業レベルのサービスとサポートなどが組み合わせられた。”と明らかにした。
ThinkPadタブレット2はインテルAtomプロセッサの今後発売されるバージョンとMicrosoftのWindows 8 Proを搭載する予定だ。
厚さは9.8mm、重さは約590gだ。
レノボはThinkPadタブレット2が”10月、Windows 8の発表時に発売されるだろう”と述べたが、価格については、まだ明らかにしなかった。
